ネットサービスの最近のブログ記事

ディジタル・ピクチャ・フレームとMIDの開発キット

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 RMIは,DPFやMIDといったHMP(Home Media Player)のアプリケーション開発キットを発表しました.本製品は,WiFiを使用できるハードウェア/ソフトウェアの開発キットで,MIPSアーキテクチャのAu1250を搭載したボードとLinuxボード・サポート・パッケージで構成されます.

 

 このHMPで設計できるのは,以下ような機能です.

  • 30fpsのスライドショー
  • ガンマ補正
  • 家庭内ネットワークとの接続
  • FlickrやPicassaといったオンライン・フォト・サービスとの接続
  • D1ビデオ・プレーヤ
  • ジャケット写真と歌詞を表示する音楽プレーヤ
  • インターネット・ラジオや音楽サービスとの接続
  • YouTubeの視聴
  • オンラインTVストリーミングへの接続
  • 有料放送の視聴オプション
  • WebKitベースのインターネット表示
  • リアルタイムでのニュース,天気,スポーツ結果の表示
  • テーマのカスタマイズ
  • 個人設定とWiFiのセットアップ
  • FrameMediaFrameITの認証
  • バックエンド・サーバ

 価格は500USドル.

 

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モトローラがAndroid搭載の「au Box」を開発

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 モトローラがKDDI向けにAndroidを搭載した「au BOX」を開発したとのことです.

 10月に開催されるCEATECには出展されるだろうとのことです.

 

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心理的安心感と技術的安全性の乖離

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 エフセキュアが発表した「9カ国を対象にオンラインセキュリティに関する意識調査を実施」というレポートが各メディアで紹介されていますが,ちょっと気になった点を挙げてみます.

  • インターネットのセキュリティを保つには、海外の消費者の50%がアンチウイルスソフトやISP事業者が提供するセキュリティサービスが最も重要と回答しているのに対し、日本では72%の人が安心できるウェブサイトの利用やオンラインの適正利用のほうが重要と回答しました。
  • デジタルデータの保管場所について聞いたところ、日本でのベスト5は、①ハードディスク(82.5%)、②CD-ROM(42%)、③外付けハードディスク(28.5%)、④USBメモリ(27%)、⑤オンラインストレージ(7%)の順でした。他国では、USBメモリにデータを保管するケースが多く、CD-ROMでのバックアップの方が多かったのは日本、ドイツ、フランスの3カ国だけでした。

 一般に,ハードディスクのMTBF(Mean Time Between Failure;平均故障時間)は,下記のような感じになっています.

●HDDのMTBF(25℃時)
2.5インチHDD      30万時間程度
ATA/S-ATA HDD   40万~60万時間程度
SCSI HDD        100万時間程度
企業向け高寿命HDD 100万~140万時間程度

 その一方で,FlashメモリのMTBFは,「105.2年経過後に167台のFlashDrive中1台のある1セクタでリードエラーが発生するが他のFlashDriveでは何も発生しない」と言われています.

 寿命が長いHDDの100万時間というのは約114年,そして40万時間というのは45年です.明らかに,一般のPCで使われているローカルのHDDが「最も弱い」ですよね.
 安全という面に対して慎重であるはずなのに,データの保存が「最もMTBFの低い媒体である」という点に疑問を抱かざるを得ません.

 この背景には,自分のローカル・システムが最も安全だという「神話」があるからなんじゃないかという気がします.箪笥貯金が最も安全だという考え方と似ている……というと書きすぎでしょうか? でも,ローカルのPCでは,ウィルスや侵入,P2Pソフトの使用によって「データが漏れやすい」という現実があります.

 また,USBメモリは,故障率の面でこそ安心できますが,「盗難」とか「紛失」という危険が伴います.

 さらに,ネット上にある「銀行の貸金庫」とも言えるネットストレージの利用率が低いのも気になります.ネットストレージは「データ保管のプロ」ですから,何重ものバックアップや侵入対策を行っているはずですから.

 もう少し,一般のユーザに対して,心理的な安心感と,技術的な面での「安全性」とか「故障率」の違いは何か?という概念を,コンピュータのプロである開発者側からユーザ側に対して積極的に啓蒙すべき時なのかもしれません.

 

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Windows Mobile向けビジュアル・ボイスメール・サービス

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 PhoneFusionは,フリーのビジュアル・ボイスメール「Fusion Voicemail Plus 2.0」のβテストを行っていると発表しました.

Phonefusion_fusion

 Fusion Voicemail Plus 2.0は,Windows Mobile 5とWindows Mobile 6上で動作します.

 

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スマートフォン向けオープン・ソース・フレームワーク

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 Rhomobileは,スマートフォン向けオープン・ソース・フレームワークRhodes 1.0を発表しました.HTMLとRubyにより,iPhone,BlackBerry,Windows Mobile,Symbian,Androidのアプリケーションを開発できます.

Rhomobile_rhodes_sample_iphone_2

 基本的には,Ruby on Rails frameworkを改良することによって,SaaSとしてアプリケーションを提供する方式になるようです.

Rhomobile_rhodes_archsm_2

 

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SkypeがWindows Mobile Phoneに対応

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 Skypeは,Windows Mobile向けのクライアント,バージョン3.0βを発表しました.

Skype_30

 主な機能としては,通話とチャットはもちろん,写真,MP3,スプレッドシートなどのファイル転送なども行えます.
 サポートしているのは,Windows Mobile5,6,6.1.12Mバイトのメモリが必要です.タッチスクリーンでもそうでなくても使用できます.

 まあ,電話の上でVoIPのアプリケーションを動かして通話が無料になるというのは,物凄い発想の転換ですね.
 これでAndroid用とSymbian OS用のSkypeがリリースされたら,たいへんな事になると予想されますが,それに関して管理人はいっさいの責任をおいませんので,ご理解ください.

 実は日本語版も,Skype2.5ですが,密かにWindows Mobileに対応しています.

 


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クラウドはバブルか? 主流か?

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 何と,Sun Microsystemsがクラウドサービスを行うと表明しましたね.AmazonのEC2/S3がほぼ独占しているIaaSで真っ向から勝負するようです.
 その一方で,Microsoftが同社のクラウドサービス「Windows Azure」で障害を起こしましたね.

 CEOが自らクラウドを否定していたSunが参入することに方向転換したのは,クラウドこそがこれからのニュービジネスだと考えてのことでしょうから歓迎すべき事でしょう.しかし,その一方で,MicrosoftさえもGoogleがやったのと同じ失敗をやってしまったため,再びユーザに不信感を抱かせる結果になってしまったかもしれません.
 クラウドはクライアント・サーバモデル以上にクライアントに負荷を与えないので,ネットブックの登場によって,より加速されてしまった感があります.偶然の結果ですが,それで新しいスタイルが生まれた訳なので,「結果が良かったんだからいーじゃん」と考えています.

 Oracleの社長は,「クラウドなんてNetPCのコピーじゃねーか!」と言って未だに認めていませんが,NetPCとクラウドでは,コンセプトが全く違うと管理人は考えます.

 では,今のクラウド競争,果たしてバブルなんでしょうか? 主流になるのでしょうか?
 結論としては「両方とも正解」だと思います.ネットブックはもう根付きました.ネットブックしか持っていないユーザも増えるでしょう.そうなると,処理能力の点から,自然とクラウドに頼ることになります.その一方で,サービス・プロバイダのほうは,これから淘汰が始まるでしょう.
 かつて,インターネットやLinuxがバブル状態を引き起こしましたが,結局は落ち着くところに落ち着き,自然な形態になりました.クラウドも今はまだバブル状態でしょうけど,そのうちに落ち着いて「普通のこと」としてニュースのネタにすらならなくなると思います.
 というか,管理人は「是非ともそうなって欲しい」と願っています.

 


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Linuxが積極的に対応するべき技術

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 とあるアナリストによる意見ですが,まあおおむね正論でしょう.Linuxだけの問題ではなくて,すべてのOSが対応するべき課題でしょうね.

1. モバイル向けネット端末
 小型のモバイル向けデバイスに組み込まれているLinuxをデスクトップ用途やネットブックと同じレベルにしなければならない.すでにPCとネットブックでは完全に同じ環境が得られている.2012年には,世界中で約4億台のモバイルネット端末が出荷されると予想されている.しかし,現状ではUIがバラバラで統一されていない.これはLinuxにとって変革の機会でもある.Linuxにとって,インターフェースの問題は大きかった.個々のデバイスに応じて改変をしすぎてきていたのだ.

2. 3次元スクリーン
 UIの問題は,Linuxユーザにとって大きな問題であり,3次元UIに変えられることになるだろう.すでに3次元UIを実現させる技術は確立されているが,現時点でのユーザがそれを受け入れる気があるかどうかである.ネットブックのような個人で使う機器で簡単かつ使いやすいUIが考え出されれば,すぐに普及するだろう.Linuxの利点は,独自のUIを作るのが簡単だという点である.

3. 3次元タッチ・パネル
 すでに三菱電機が指とパネルの距離を検出できる静電容量方式のタッチ・パネルを公開している.これは将来において重要になる技術である.特にモバイル向けネット端末などで3次元的に操作できるようになれば,とても便利になるはずである.

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4. クラウド・コンピューティング
 すでに多くのPCユーザはクラウドがコンピューティングに変革をもたらすと感じている.これはたいへん大きな出来事だ.PCが他の何かに変わることは無いだろうが,PCがモバイル向けネット端末と連携して使えるようにされるには,クラウドが必要だ.計算や大容量データの保存はクラウドが行い,モバイル向けネット端末でもビデオや音楽,その他の大容量データが使えるようになるだろう.Linixはクラウド向けとして柔軟に対応できるクライアントOSである.

5. 仮想化
 今現在の仮想化技術はまだ速度が遅い.早急かつ簡単にLinuxで仮想化が行えるようにならない限り,サーバとしてのLinuxに魅力は無い.将来的に,仮想マシンによって,どんなに古くさいアプリケーションでも動かすことができるようになるだろう.

 

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TimesysとLineoがSH-4へのLinuxLink対応を発表

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 TimesysLineoは,Renesas SH7751RとSH7785向けのLinuxLinkサービスを開始しました.LinuxLinkとは組み込みLinux開発者のためのWebベースのサービスです.Linuxを開発し製品に組み込むために必要となるソフトウェア,各種ツールそしてドキュメントが用意されます.
 SH7751Rへの対応に関しては,LineoのRTS7751R2Dボードをターゲットにしているとのことです.

Lineo_rts7751r2d

 なお,日本においてLinuxLinkのサポートは,Lineoが行っています.詳細は,こちらのページを参照してください.
 これで少しでも世界的にSHシリーズのシェアが広まればいいのですが…….

加速するクラウド・サービス競争

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 IBMがLotusLiveという形で、Lotusの機能をSaaSとして提供すると発表しましたが、日本でのサービス開始は今年の中旬以降になりそうです。
 MicrosoftやGoogleといった先行しているサービスに対抗できるのでしょうか。
 個人ベースではGoogleのサービスは無料で使えるので便利ですし、負担もないのですが、企業が導入するとなると「どう売り込むのか?」が問題になりますね。
 でも、競争が起こることは良いことだと思います。それぞれにサービスの機能向上、価格といった競争が生まれるので、市場としては健全な形になって行くことになるだろうと予想されます。
 しかし、いったんプラットホームを決めてしまったら、移行するのは難しいと思われるので、「乗り換えサービス」なども用意してくれるといいですね。単独のサーバで運営している場合には、乗り換えるとなるとたいへんなことになりますが、SaaSであれば、サービスを提供する企業に任せてしまえば良いのですから。
 まことに便利な時代になりました。
 でも、SaaSばかりが先に進んでしまって、PaaSやIaaSが遅れているような感は否めません。
 技術者にとっては、PaaSの推進を積極的にしてほしいですよね。または、アプリケーション開発会社が積極的にSaaSを開発して行くという需要も高まってくれると期待できるので、管理人はクラウド化には賛成です。

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NGNは大丈夫か? たぶん大丈夫でしょう

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 インターネットにおけるトラフィックの混雑を解消するためにQoSを保証し、電話もVoDも含めた通信・放送サービスまでひとまとめにし、端末の種類に関係なく利用できるという「現時点でのシームレス化」を促進すべく計画されているNGNですが、なかなかに進んでいないようです。
 やっぱり、IPv4からIPv6への移行とか整合性を取るのが難しいらしく、苦労しているようです。
 管理人が書いた『最新図解 NGN(次世代ネットワーク)のすべて』の書評で、


 さて,このように夢のようなNGNですが,実際に実現するのはいつのことでしょうか.残念ながらそれは分かりません.10年後になるかもしれませんし,計画自体が頓挫する可能性もあるからです.
 しかし,今のような「縦割り」の通信サービス業態,そして違った通信網同士への相互サービスの非互換性,さらにはユーザの利便性を考えると,NGNのような技術は必須となります.

と書きましたが、さてさて、どうなるのでしょうか。


 実はこのへん、管理人は楽観的に考えています。
 たとえば、十年前、日本は「ディジタル・デバイド」が問題になり、インターネットに高速接続するインフラの不整備が指摘されていました。しかし、その現象は、従来のワイヤを使ったADSLサービスの開始に手間取っただけであり、Yahoo! BBによって流れは加速しました。その後は「ダーク・ファイバ」と呼ばれていた光ケーブルの再利用や、国策によって高速サービスの促進が決まってからは一気に加速しました。そして今では、ネット接続サービスでは世界でも屈指のレベルになっています。
 これまで、何度も「危機だ」と言われながらも、何らかのアイデアで打開し、実現してきたのがエンジニアリングやサイエンスの世界です。
 ですから、たぶん、問題は早々に解決されると思います。
 だって、思い出してみてください。HONDAが二足歩行ロボットP2を公開したとき、「奇跡だ」とまで言われましたが、今は趣味のロボットですら二足歩行です。これと同じで誰かが解決案を考えつけば、すぐにその技術は広まるのです。
 NGNの問題も、必ずどこかに突破口はあり、そして普及して行くと思います。


IMEまでオンライン化される日

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 慶応大学の学生さんが、オンラインで辞書を共有できるIMEを開発・公開して話題になっています。
 Social IME~みんなで育てる日本語入力~のWebサイトからダウンロードできます。
 ソーシャル・サービスの技術が、ついにこれまで悩みのなタネだった日本語入力にまで適応されるんですね。ネット時代においては必然的な技術だったということでしょう。
 だいたい、どんなIMEを使おうとも、最初は変換効率が悪く、辞書の学習機能とか単語登録を地道に行うことで、何とか使い物になってゆく……ということの繰り返しでした。OSや環境を変えたり、マシンが違うと自分が「教育した辞書」を移し替えるのは難しいか不可能で、たいへん不便で大きなストレスになっていました。
 今回のアイデアは、その辞書をみんなで共有し、単語を登録することで変換効率が高くなり、そしてユーザーがどんな単語を頻繁に使うのかを分析して保存することにより予測変換の効率まで高くすることができます。現在までの間にすでに54万語以上が変換できるようになっており、また入力時間が21%、キー操作が26%削減されたとのことです。
 要するに、Wikipediaとかはてなキーワードのように「情報の集合」をみんなで作って行こうということですね。
 このサービスによって、「どこでも、どのマシンでも同じ変換効率の辞書が使える」ということにもなり、モバイルとかユビキタスといったコンピューティングが主流になって行くだろう今後にとって、新たなる可能性が見えてきましたね。
 ただ、心配があります。Wikipediaで起こっているような「編集合戦」とか「SPAM登録」が増えてしまう危険です。
 たとえば、悪意のあるユーザーにより、管理者の名前である「おおののりひろ」と入力した場合、「馬鹿野郎」と変換されるように登録されてしまう可能性だってあるわけです(絶対にやらないでくださいね[E:coldsweats01])。
 共有サービスは、参加者全員が善意のユーザーであるという前提の上に成り立っています。これから、「Social IME荒らし」という迷惑行為が起こってしまうかもしれませんね。それもネット時代の利便性とリスクとして受け入れるしかないんですけどね。



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管理人:大野典宏

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