ネットブックとスマートフォンが現在のトレンドですが,関係各位の関心事として,「果たしてデスクトップ向けWindowsが非Intel系のプロセッサに対応することがあるのか?」という疑問が挙げられます.
現在,小型組み込み系のプロセッサではARMが世界を征服した感があります.
そして,今のところ,ネットブックのOSとしてはLinuxとWindows XPが標準です.
しかし,一方,携帯電話やスマートフォンの分野では,使えるOSとしてWindows MobileやLinux(特にAndroidやLiMo),Symbian OSといったOSがしのぎを削っています.
今のところ,MicrosoftはWindows7をARMに対応させる予定は無いようです.スマートフォンのレベルでは,Atomを採用する機種にはWindows7,ARMを採用する機種にはWindows Mobileで十分だという考えなのでしょうか.
しかし,その思惑の裏をかくかのように,安さを追求してARMを搭載し,Windows CE 5.0が動くネットブックを発売したメーカがあります.
イギリスのRobot Dyasが"Cuol Book"というマシンを昨年秋に発表したのです.

ハードウェアの仕様は下記の通りです.
- Processor -- Samsung ARMコア,533MHz
- Memory -- 512MバイトRAM,1Gバイトのフラッシュ・ディスク
- Display -- 7インチ
- Keyboard -- フルキー
- Networking -- WiFi (802.11b/g)
- Other I/O:
2 x USB host ports
1 x USB device port(←ここに注目)
- Expansion -- SDとMMC
購入ページは
こちらですが,人気だったのか,不人気だったのかはわかりませんが,現在は売り切れています.
160ポンドということは,約22,000円でしょうか.
この値段でブラウザやMicrosoft Officeが動くというのは,利点だと思いますか? それとも無駄と思いますか?
感想は人それぞれでしょうけど,面白い「市場に対する問いかけ」だとは思います.
Androidが携帯電話からネットブックまで広い範囲をカバーし,ARMでもIntelでも動くというのは,かなりの強みだと思います.果たしてLinux勢の柔軟さに対して,Windowsはラインナップの棲み分けで対抗できるのでしょうか.
まあ,管理人の持論として,SaaSを推進すればOSなんて何でも良いじゃん!という結論になるんですけどね.[E:happy01]
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