●攻守がかみあって前半戦でリード
アメフトの試合はクォータ制で,本大会は1クォータ12分です.本来なら12×4=48分で試合は終わるはずですが,プレーの間の時間も長いので大体2時間くらいかかります.2時間かぁ…しょうがないなぁ.ということで,急いでビールを買いに走りました(写真6).ふーっ,キックオフに間に合った!
[写真6] 日本代表に乾杯!
2時間もかかるのでは,ビールを飲んでもしょうがない.
試合開始直後から日本の怒とうの攻撃が始まりました.2点先制したあと,すぐに最初のタッチダウーン!(写真7)
アメフトは,攻撃と守備がはっきり別れている,完全な分業制です.攻撃陣が攻撃している間に守備陣は作戦会議を行います(写真8).攻撃と守備がかみ合ったおかげで,24−0で前半を終了しました.強いぞ,日本!
[写真7] 開幕戦 日本,最初のタッチダウン!
何番の選手か分からないが,誰かが飛び込んだ.
[写真8] 守備陣の作戦会議
攻撃陣が攻撃している間に,守備陣(左下)は円陣を組んで作戦会議を行う.
●アメフト選手とエンジニアの違い…
後半戦が始まっても浮き足立ったままのフランスは,よく分からない反則を連発しています.何が起きているのかと思いましたが,しばらくして気づきました.攻撃は,制限時間(25秒)以内に行わないといけないようです(写真9).分業に続いて,スケジュール管理も厳密とは,何やら本当にエンジニアと通じるものがありますねぇ.
ただエンジニアと少し違うのは,チアガールが精一杯,応援してくれることかもしれませんが…(写真10).
[写真9] グラウンドに設置された残り時間表示
25秒以内に攻撃を開始しないといけない.
[写真10] チアガール日本代表
たまにはエンジニア(と編集者)も応援してほしい.
そうこうしている間にも,日本は着々と得点を重ねていきます.そして,危なげなく試合終了.終わってみれば,48−0で余裕の勝利でした.
日本代表の皆さん,勝利おめでとう(写真11).
[写真11] 試合後に観客にあいさつする日本代表
●組み込みシステム・エンジニアに,間違いない!
ひと通り日本代表の活躍に興奮したあと,周りを見渡してみました.試合中は気付きませんでしたが,よく見ると明らかに組み込みシステム・エンジニア風の人々でいっぱいです(写真12).皆さん開発の参考になれば,ということで観戦に来たのでしょう.着眼点は間違っていませんでした.
ビールをダラダラ飲みながらいいアイデアを思いつきそうなわけですから,七夕というのもありがたいものですね.織姫様,彦星様,ありがとう!
[写真12] エンジニア風の人々
彼らは組み込みシステム・エンジニアに間違いない(と思う).
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