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今回のお茶受け:上司に言われて行ってきた
【ハムフェア‘06】
<<新人編集者の業界体当たりレポート:第2回>>

組み込めないネット編集部

 CQ出版入社5ヵ月,社会人としても5ヵ月のフレッシャー,(葵)です.このお茶受けでは,組み込み技術に関するイベントや事件を,業界のことをロクに知らない新人編集者の視点でレポートしていきます.

 体当たりレポートの第2弾として,2006年8月19日(土)〜20日(日)に東京ビックサイト(東京都江東区)にて開催された「ハムフェア’06」に行ってきました.上司から「絶対に行ってくるように」と言われたので,休日出勤届を出して行ってきました.でも,なぜこんなワイヤレス技術のイベントが休日に開かれているのでしょう?


●岡山のマスコット・キャラクタ

 さっそく入り口に黄色い大きめの人かげが….岡山のマスコット「ももっち」でした.なんと中に入っているのは女性.午前中のおしごとでふたりの女性が交互に入っていること,首を持ち上げてはめること,熱くて顔が蒸れること,とにかく体力が必要なことなどを教えてくれました.


[写真1] ももっち!子どもさんにも大人気


●水槽の中のトランシーバ

 どのような展示会に行っても,この手のディスプレイを見かけます.しかし,けっこうインパクト大きいですよ.ひと目見て,「水にも強いんだぁ」ってわかります.


[写真2] 水没するトランシーバ


●巨人サイズのモールス・キー

 CQ出版のブースの前に,人間が使用するには体力を使いそうな巨大なモールス・キーを発見.モールスとは通信方法のことで,1832年に米国人のサミュエル・モールス(Sumuel Morse)が考案したのだそうです.「これは押さずにはいられない」ということで押すと,なんと本物の音が出るではないですか! あなどれません.


[写真3] 押すとちゃんと音が鳴る


[写真4] 巨人サイズのモールス・キー


●ワイヤレス通信のあな場

 私の身長ほどもあるアンテナがついているトランシーバで話をしている人がいました.これは免許不要のCB無線機と呼ばれるトランシーバで,会場内の人と通信しているのだそうです.トランシーバで話をしている人たちが会場のあちこちにいました.みなさん,例外なく笑顔です.


[写真5] トランシーバで通信している羽村治雄さん


●気分はもう学園祭

 会場の一角に輪投げコーナがありました.「無料でご参加いただけます」とか「奥さまのご機嫌とりにいかがですか」など,ことばたくみに呼び込みを行っています.免許のいらない無線機のユーザさんの集まりだそうです.


[写真6] にぎやかな学園祭の雰囲気

 全体的に学園祭のような雰囲気が漂っていたハムフェアは,本当に笑顔のまぶしい人たちが集まっていました.来年はもっとワイヤレス通信の知識をつけて参加したいです.

 ところで,ハムってなんですか?



 ハムとは,アマチュア無線またはアマチュア無線家のこと.CQ出版はアマチュア無線雑誌の出版社として,1954年にスタートした.CQ出版の「CQ」とは「各局」の意味.交信の冒頭で使う決まりもんくである.

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