今回のお茶受け:総勢700人に見守られるテレビ
【松下電器産業のプラズマ・テレビ「VIERA」記者発表会】
<<新人編集者の業界体当たりレポート:第1回>>
[写真1] 松下電器産業のプラズマ・テレビ「VIERA」記者発表会
みなさま,はじめまして! CQ出版入社4ヵ月,社会人としても4ヵ月のフレッシャー,(葵)と申します.未熟者ですが,どうぞよろしくお願いいたします.このお茶受けでは,組み込み技術に関連するイベントや事件を,業界のことをロクに知らない新人編集者の視点でレポートしていきたいと思います.
さて,2006年7月某日,小雨の降る中,松下電器産業の大型プラズマ・テレビ「VIERA」の記者発表会を取材するために,東京国際フォーラム(東京都千代田区)へ行ってきました.ひとりで記者発表会に出かけるなんて初めてです.カメラも会社からの借りものです.不安いっぱいで,迷子にならないかドキドキ(展示会に行ったとき迷子になった経験あり).受付開始時刻に着けるようにと,早めに会社を出ました.
なんとか無事に有楽町駅にたどり着き,東京国際フォーラムに入って長いエスカレータを上ること約1分(本当に長い).会場となっているフロアに到着しました.受付をすませ,ひと段落着いたと思ったところへ,
「写真を撮られる方はあちらの受付です♪」
と,受付のお姉さまが,笑顔で私の斜め後方を指さしています.
あ〜…受付まちがえた〜…
気を取り直して撮影者向けの受付に行くと,そこでは整理券が配布されていて,カメラマンの入場の順番を決めていました.私の番号は20番! あとからわかったことですが,その日のマスコミの人数は700人くらいだったそうです.早めに行くと良いことあり♪
●気分はクジラ
会場に入った瞬間に,感じたこと.
青いです.
会場がやたらに青いです.
[写真2] まるで深海に沈められたかのような部屋
Panasonicのテーマ・カラーは青なのかしら…?
人の出入りがまだ多くなかったので,前から2列目の席を確保! 資料を確認して,今回はなにか質問してみようかと考えたあと,隣でパソコンのキーを打っていた男の人に質問してみました.
(葵)「こんにちは,CQ出版の(葵)と申しますが,記者発表が始まったら,通路で写真を撮ってもだいじょうぶなんですか?」
隣の記者「はい,だいじょうぶです.基本的に無法地帯なので」
(葵)(ここはスラム街か)「あ,そうなんですかぁ.ありがとうございます」
とくに気にするようすもなく,隣の人は再びパソコンのキーを打ち始めました.
まあ,ここまでは普通によくあることです.びっくりしたのは記者発表が始まってからです.偉い人のプレゼンが終わるなり,いきなり,けたたましい音楽とともに,スモークが舞台の上から降り注ぎだしたのです!!
[写真3] テンコーさんでも出てくるのか?!
「なんだなんだ?!」と言っているひまもなく,続いて下からもスモークが吹き荒れる!!
[写真4] ミスターマリックの登場シーン?!
スモークの中から登場したのは,無数の超大型プラズマ・テレビでした! 凝った演出に負けないくらいの台数が並び,中央と左右両端のプラズマ・テレビの横に,ピンク色のワンピースを着たお姉さま方がポーズをとっていました.
さすが大手! 金がかかってる!!
でも,本当に驚いたのは,この後でした.
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