◆あっ,忘れてた!
浜名湖沿いで東海道五十三次気分を味わい,さらに名物のうなぎに舌鼓を打ち,もう十分満足しました.目的地が「京都 三条大橋」ということはわかっていますが,ここからだと遠い….
寒さと満腹感から来る眠気に負けた私は,すごすごと東京に帰るのでした.「根性なしとでもなんとでも言ってくれい!」と半分やけっぱちの私でしたが,ある考えがふっと浮かんできたのでした.
賢明なお茶受けの読者のみなさまはもうお気づきでしょう.「組み込み的東海道五十三次」の第1回目は「品川宿」から始まっていたことを.つまり,スタート地点である「日本橋」は取り上げられていなかったのです.
そう,そう,そういうことにしよう.東京で日本橋を散策しよう.でないと「東海道五十三次」は始まらない!!(ナイス言いわけ!)
そんなわけでやってきました,ココ「日本橋」.東京駅から徒歩20分くらいだったでしょうか.
日本橋は国の重要文化財に指定されています.石造アーチ橋で,欄干などの装飾もみごとです.このセンスの良い橋の上を今では高速道路が走っています.古き良き時代と現代とが交差している感じですね.
そして,橋のたもとには「日本国道路元標(げんぴょう)」の複製があります.これは,東海道の起点を表示する標識だそうです.
日本国道路元標(げんぴょう)
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日本橋の辺りは,江戸時代から続くお店も数多くあります.ちょっとのぞいてみましょう.
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日本橋のすぐそばにある漆器屋さん「黒江屋」.元禄のころから300年続く老舗です.
漆器と聞くと,「高価」というイメージがあるのですが,意外とリーズナブルなものも多かったです. |
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「黒江屋」のすぐとなりには,和菓子屋の老舗「榮太樓本舗」があります.こちらは安政4年に創業.「期間限定」につられて,「黒みつ饅頭(写真左)」と「ごま大福(写真右)」を購入.どちらも,しっかりとした味でした. |
ところで,2003年は江戸開府400年にあたるため,東京各地でいろいろな催し物が行われています.ここ日本橋でも,思わず足を止めてしまうような楽しいものを発見しました.
ふだんは,足早に通り過ぎる工事現場です.しかし,日本橋(中央通り)では,江戸開府400年の記念事業の一環として,工事中の仮囲いに江戸の文化に関する絵が描かれていて,なかなか楽しめます.
【プレゼント・コーナー】
そんなわけで,あなたの東海道五十三次の最終到着地は,
でした.本来の目的地「京都 三条大橋」への道を放棄して,スタート地点に戻ってきてしまいましたね.
そんなあなたには,漆器屋さん「黒江屋」でゲットした「お茶漬け用漆器セット」(1名)をさし上げましょう.お椀とスプーンを2組セットでプレゼント.
べつにお茶漬けじゃなくてもけっこうです.が,お店の人によると,汁物よりもご飯ものをよそうお椀だそうです.
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プレゼントをご希望の方は,組み込みネットへのご感想,送付先住所,氏名,電話番号,メール・アドレスをお書きのうえ,ご応募ください.あて先は,
Webmaster@kumikomi.net
ただし,Subject(件名)は『漆器セット』としてください.(応募〆切2月10日)
当選者の発表は発送をもってかえさせていただきます.
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