トップ > ニュース > 2001.7 > 2001.7.17_21

沖電気とSynopsys,システムLSIのテスト容易化設計手法を共同開発


 沖電気工業と米国Synopsys社は,システムLSIのテスト容易化設計手法を共同で開発する契約を結んだ.この提携は,システムLSIのテスト時間の半減とテスト設計の効率化を目的としている.2001年4月から共同開発を進めている.2001年10月には開発した手法を使ってLSIの設計を開始するという.2002年第1四半期には,本手法を使ったLSIが完成する予定である.

 沖電気が使用しているSOCテスタとSynopsys社のテスト設計用EDAソフトウェア(DFT Compiler,TetraMAXなど)を連携させ,システムLSIのテスト容易化を目指す.

 開発した設計手法を沖電気のシステムLSI設計環境に導入することにより,LSIテスタのピン数やメモリ・サイズなどの条件に合わせて,最適化されたテスト回路を設計できる.このテスト回路をLSIに実装すると,LSIのテスト時間を半減させることができるという.




沖電気工業のホームページ
http://www.oki.co.jp/

日本シノプシスのホームページ
http://www.synopsys.co.jp/


トップ > ニュース > 2001.7 > 2001.7.17_2
Copyright 2001 CQ Publishing Co.,Ltd.

Webmaster@kumikomi.net