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NEC,4MビットのDRAMを混載した3次元Y/C分離処理LSIを発売


 NECは,4MビットのDRAMを混載した3次元Y/C分離LSI「μPD64083」を発売する.本LSIは,動作時の消費電力が従来の1/2と小さい.消費電力の管理機能を備えており,待機時(スリープ・モード)の消費電力を削減している.

 映像入力はコンポジット信号(10ビット)とY/C分離信号,出力はアナログY/C信号.本LSIが内蔵するA-Dコンバータの分解能は,コンポジット/輝度信号用,色信号用がそれぞれ10ビット.D-Cコンバータは10ビット(2チャネル).動き適用型3次元Y/C分離,ロジカル・コム・フィルタ型2次元Y/C分離,フレーム巡回型YCノイズ・リダクション,フレーム・コム型輝度ノイズ・リダクション,ワイド・クリア・ビジョン識別信号検出,ID−1信号検出,クロック・ジェネレータなどの機能を備えている.電源電圧として,2.5Vと3.3Vの2系統が必要である.システム・クロックは28.6MHzである.

 サンプル出荷の開始時期は2001年8月,サンプル価格は2,000円.パッケージは100ピンのプラスチックQFP.



NECエレクトロンデバイスのホームページ

http://www.ic.nec.co.jp/


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