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東陽テクニカ,インターネット対応のソフトウェア構成管理ツールを販売


 東陽テクニカは,米国Perforce Software社のソフトウェア構成管理ツール「Perforce」の日本語版の販売を開始した.TCP/IPのネットワーク環境に対応しており,インターネットやイントラネットをまたいだ複数拠点での協調開発などに利用できる.価格は,1ユーザ・ライセンスが120,000円.β版公開の時期は2001年8月末,正式公開は同年10月を予定している.

 本ツールは,サーバ上のRDB(relational data base)が中核となっている.サーバは各クライアントの作業領域を管理したり,作業状況やファイルの変更の履歴を記録する.これにより,例えば,ソフトウェアのバージョンを変更したとき,どのファイルをだれがどのようなファイル名に変更したかなどが分かる.

 作業を行うとき,必要なファイルをサーバからクライアントにダウンロードして作業することもできる.サーバとクライアントの間の通信には,前述のようにTCP/IPプロトコルを利用する.すべてのデータのダウンロードが完了していなくても,受信したところから閲覧できるストリーミング方式を採用している.


 OSは,Solaris,Windows 2000/NT 4.0に対応している.今後,その他のOSにも対応させていくという.


東陽テクニカのホームページ

http://www.toyo.co.jp/

米国Perforce Software社のホームページ

http://www.perforce.com/


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