トップ > ニュース > 2001.7 > 2001.7.11_2

三洋,ディジカメ用モータ・ドライバICを発売


 三洋電機は,ディジタル・カメラのシャッタ,オート・フォーカス,絞り,ズーム・レンズの各部分のモータ・ドライバを1チップ化したディジタル・カメラ用モータ・ドライバICを発売する.今回のモータ・ドライバICには「LB8648T」,「LB8649FN」,「LB8650T」の3種類がある.サンプル出荷の開始時期は2001年8月.サンプル価格はLB8648Tが200円,LB8649FNが300円,LB8650Tが100円.

 各ICには,シャッタ用定電流制御ボイス・コイル・モータ・ドライバと,オート・フォーカス用定電流制御ステッピング・モータ・ドライバが含まれている.LB8648TとLB8649FNには絞り用定電流制御ボイス・コイル・モータ・ドライバが含まれている.また,LB8648Tにはズーム用定電圧制御DCモータ・ドライバが,LB8649FNにはズーム用定電圧制御ステッピング・モータ・ドライバとDCモータ・ドライバが含まれている.

 電源電圧は,LB8648Tが2.2〜10.5V,LB8649FNとLB8650Tが1.9〜10.5V.動作温度は−20〜80度.パッケージは,LB8648Tが30ピンTSSOP,LB8649FNが48ピンの薄型QFN(Quad Flat Non-lead),LB8650Tが24ピンTSSOPである.


[図1] LB8648T,LB8649FN,LB8650Tの外観


三洋電機 セミコンダクターカンパニーのホームページ

http://www.semic.sanyo.co.jp/



トップ > ニュース > 2001.7 > 2001.7.11_2
Copyright 2001 CQ Publishing Co.,Ltd.

Webmaster@kumikomi.net