セットトップ・ボックス向けのソフトウェア・ベンダや組み込み向けLinuxディストリビュータなど欧米24社は，Linuxを組み込んだディジタルSTB（set-top box）の開発を行う「TV Linux Alliance」を設立した．2001年中には，Linuxベースのミドルウェアやデバイス・ドライバを組み込むためのAPI仕様を策定するという．
このアライアンスには，つぎの24社が参加している．すなわち，ACTV社, ATI Technologies社, Broadcom社, Concurrent Computer社, Conexant社，Convergence Integrated Media社, DIVA社, Excite@Home社, iSurfTV社, Liberate Technologies社， Lineo社, MontaVista Software社, Motorola社, nCUBE社, OpenTV社, Pace Micro Technology社, Qpass社，ReplayTV社, STMicroelectronics社, Sun Microsystems社, TiVo社, Trintech社, TV Gateway社，WorldGate社である．
ケーブル・テレビや衛星放送，ブロードバンド・ネットワークなどに向けたSTBが対象となる．米国CableLab社が提案している「OpenCable Application Platform (OCAP)」や，欧州のディジタル・テレビ放送方式の標準化組織DVB（Digital Video Broadcast）が規格化している「Digital Video Broadcast's Multimedia Home Platform (DVB-MHP)」などのミドルウェア仕様をサポートするという．
TV Linux Allianceのホームページ
http://www.tvlinuxalliance.org/
|
