
米国Lineo社は,マルチCPUやDSPに対応するリアルタイムOS「RTXC Quadros」を発売した.
命令長の異なるCPUやDSPが混在したシステムでも利用できる.一つの製品で利用する場合,5000個までのライセンス料金は2万ドル.
RTXC Quadrosの12クラスのカーネル・オブジェクトと約300個のカーネル・サービスは,同社のリアルタイムOS(Embedix,uCLinux,SecureEdgeなど)で採用しているAPI仕様に準拠している.
ターゲットCPUとしてモトローラ社のPowerPC,開発環境として米国Metrowerks社のCodeWarrior IDE(integrated development environment)に対応している.その他のCPUやツールについては,現在開発中であるという.
リネオのホームページ
http://www.lineo.co.jp/
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