米国Altera社は，同社のAPEX IIデバイス・ファミリでPOS-PHY Level 4をサポートすることを発表した．一般に，POS-PHY Level 4のインターフェース回路を実装するには100MHzで動作することが必要であると言われている．APEX IIデバイス・ファミリが内蔵する128ビット幅のCRC-32は120MHz以上で動作する．
POS-PHY Level 4は，次世代のPacket-over-SONET（POS）インターネット・トラフィック，Ethernet，ATM向けの規格で，OC-192（約10Gbps）データ伝送レートを利用する．OC（Optical Carrier）とは，北米の光同期伝送網（SONET）の伝送レート系列のこと．SONETの基本伝送レートである51.84MbpsをOC-1（optical carrier-level 1）と呼び，51.84Mbpsのn倍の伝送速度をOC-nと表記している．例えば，155.52MbpsはOC-3と呼ぶ．現在，OC-192(9953.28Mbps)まで標準化されている．
最近では，オプティカル・インターネットワーキング・フォーラムがSPI-4 Phase 2（System packet Interface Level 4 Phase II）としてPOS PHY Level4を採用している．また，ATM ForumにFrame Based Interface Level 4として提案中で，最終的な承認の審査を受けている．
日本アルテラのホームページ
http://www.altera.com/japan/
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