
米国Altera社は,同社のPLD開発ツール「Quartus II」をLinux環境に移植する.まず,Red Hat v6.2に対応する.
今回の移植により,Linux上で動作するEDAベンダの論理合成ツールやHDLシミュレータを利用して,Linux OS上にPLD開発環境を構築できる.
Quartus IIは,数百万ゲートのPLDをサポートしている.PowerFitフィッタ,サード・パーティのEDAツールとのインターフェース機能を備えている.C/C++コンパイラとデバッガを用意しており,CPU内蔵PLD向けのソフトウェア開発にも利用できる.現在,Windows 98/2000/NT,Solaris,HP-UXなどのOSに対応している.
1ユーザのライセンス料金は2,000ドル.Quartus II,MAX+PLUSII,米国Synopsys社および米国Mentor raphics社の論理合成ツール(OEM版),米国Mentor raphics社のHDLシミュレータ(OEM版)が含まれる.
日本アルテラのホームページ
http://www.altera.com/japan/
|