アプリックスと米国Microsoft社は，組み込み機器向けJava技術で提携した．アプリックス社製の携帯情報端末向けJava実行環境「microJBlend」を，Microsoft社製の組み込みOS「Windows CE」に移植し，これを「microJBlend for Windows CE（仮称）」として発売する．
microJBlendは，CLDC(connected, limited device configuration)/KVM(K virtual machine)をベースにした小型情報機器向けのJava実行環境．現在，iアプリ対応版とMIDP(mobile information device profile)対応版を用意している．「iアプリ対応microJBlend」は，ソニー製の携帯電話「SO503i」に搭載されている．また，「MIDP対応microJBlend」は，J-PHONEの次期Java搭載携帯電話が採用する．
Windows CEは，ARM/StrongARM，MIPS，PowerPC，SH，x86のCPUアーキテクチャをサポートする組み込みOS．ハンドヘルドPCやPDAなどの携帯情報端末のOSのほか，インターネット対応テレビ，カー・ナビゲーション・システムなどにも採用されている．
アプリックスのホームページ
http://www.JBlend.com/
Microsoftのホームページ
http://www.microsoft.com/embedded/
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