
米国Altera社は,PLD向け「Nios」用の開発キット「Nios開発キット」の拡張キットとして,「Ethernet開発キット」と「Linux開発キット」を発売した.
Ethernet開発キットには,Nios開発キットの開発用基板に取り付けるサブボードが含まれている.このサブボードはCS8900Aを搭載したEthernetカード(回路図付き)である.このほか,デバイス・ドライバ,TCP/IPプロトコル・スタック,Webサーバ・アプリケーション・ソフトウェアを用意する.
Linux開発キットは,上述のEthernetカード,標準8MバイトのSDRAMカード,VGA/キーボード/マウス用のインターフェース・カード,uCLinuxソース・コード,独自のWebサーバ・アプリケーション・ソフトウェアを含んでいる.uCLinuxを採用したのは,MMU(memory management unit)のないCPUでも動作するためとしている.
Ethernet開発キットは495米ドル,Linux開発キットは2,495米ドル.2001年7月に出荷開始の予定である.
Altera社のホームページ
http://www.altera.com/
|