トップ > ニュース > 2001.4 > 2001.4.10_1

Altera,ARM9 CPUコアを搭載したPLDを発売


 米国Altera社は,ARM9 CPUコアを搭載したPLD「EPXA1/EPXA4/EPXA10」を発売した.

 同社は,PLDにCPUコアを搭載する製品をSOPC(system on a programmable chip)と呼んでいる.

 CPUコアは,動作クロック周波数が166MHzの32ビットRISCプロセッサARM922T.オンチップ・バスとしてAHB(AMBA high performance bus)バスを採用している.ARMv4Tの命令セットを実行できる.リアルタイムOSに対応したMMU(memory management unit)を内蔵している.

 ハーバード・キャッシュ・アーキテクチャを採用した8Kバイトの命令キャッシュと,8Kバイトのデータ・キャッシュを内蔵している.EPXA1/4/10は,それぞれ32K/128K/256KバイトのSRAMと16K/64K/128Kバイトのデュアル・ポートSRAMを内蔵している.また,PC133およびPC266に対応しており,最大512MバイトのSDRAMを接続できる.EBI(expansion bus interface)を利用すると,最大32Mバイトのフラッシュ・メモリや周辺機器を接続できる.

 開発環境として,Quartus II,C/C++コンパイラなどを用意している.デバッグ環境として,組み込み向けロジック・アナライザ「SingleTrap」,ソフトウェア・デバッグ・モニタ,リアルタイムCPUトレーサ,JTAG経由のバックグランド・デバッグ・モニタなどがある.


Alteraのホームページ
http://www.altera.com/


トップ > ニュース > 2001.4 > 2001.4.10_1
Copyright 2001 CQ Publishing Co.,Ltd.

Webmaster@kumikomi.net