
IPコアの標準化団体「VSIA(Virtual Socket Interface Alliance)」は,VCI(virtual component interface)規格のVer2.0を発表した.
VCI規格Ver2.0では,VCIを使ったコンポーネント(IPコア)の検証を,より簡単に行えるトランザクション・レベルの言語定義を追加した.また,CPUやDSP,DMA回路などでバス幅の広いコンポーネントにも対応している.
各CPUコアは,それぞれ独自のオンチップ・バスを採用している.メーカの異なる機能ブロック(IPコア)を利用する際に,バスのインターフェース部を作り直さなければならない場合がある.VCI規格は,IPコアを簡単にLSIチップ上に集積したり,再利用しやすくするための標準インターフェース仕様である.
VSIAのOCB(on-chip bus)ワーキング・グループが標準化作業を行っている.
VSIAのホームページ
http://www.vsi.org/
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