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480Mbpsでデータを転送するUSB2.0のプリント基板設計
--In-System Design社が示す設計ガイドライン
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●電源とグラウンド

 USB対応の周辺機器はVBUSから電源を取るバス・パワード式か,自分の電源を持つセルフ・パワード式があります.現在市場に出ているUSB2.0対応のLSIは約200mAの電流を消費します.前に述べたように,VBUSから電源を取る周辺機器はホストから許されるまでは100mA以下の消費電力で動作しなければならないので,現在のLSIはほかの電源に接続されたセルフ・パワードの応用に適していると言えます.

 約200mAの電流を消費する場合,余裕を持って300mA程度を許容誤差±5%で供給する電源回路を用意すればよいでしょう.バス・パワード式の場合,USBの「サスペンド」という低消費電力モードに対応しなければならないので,使用する電源レギュレータは100μ A程度までの電源電流に対応しなければなりません.つまり,100μAという小さな付加に対しても電源電圧は3.3Vの出力を保たなくてはなりません.レギュレータのなかには低負荷時に出力が下がったり,ドリフトを起こして出力が4V以上になったりするものもあります.

 ディジタル回路に供給するVDDには,相当ノイズが載ってしまうので,バルクやデカップリングの容量 を十分に付けるようにしてください.バルクとしては,10μFの低ESR(等価直列抵抗)コンデンサを2個ぐらい付ければ十分でしょう.電解コンデンサよりもセラミック・コンデンサのほうが性能が良いので,こちらを使うことをお勧めします.0.1μ Fのデカップリング用コンデンサをUSB2.0対応LSIの各VDDピンの近くに置くとよいでしょう.


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