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高速化が図られ用途も広がるシリアル・インターフェースの世界
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3.アプリケーション

 IEEE 1394にとって最大のキラー・アプリケーションは,つねに動画と考えられてきた.このためにソニーもその開発に力を入れてきた.ソニーは,よく知られているところでは,長年ビデオ・カメラのようなIEEE 1394対応の家電製品を出荷し続けている.しかし480MbpsのUSB 2.0の発表により,事態は急変した.以前は,IEEE 1394とUSBが明確に区別されていた.現在では,ビデオにどちらを採用するのが最善かが明確ではなくなってきている.

 Lucent社のDevine氏は「将来的には,USBとIEEE 1394の両方をシステム設計に採り入れることになるだろう.設計者は,そこにあるあらゆるものに確実に応えられるシステムにしたいと考える.Lucent社の立場からすれば,それは素晴らしいことだ.売れるチップが増えることになるわけだから.ただ,各社の立場からすればまちがいなく,規格を二つよりは一つに絞ったほうがいいが…」という.

 IEEE 1394は,動画だけでなく記憶装置分野,とくにハード・ディスク・ドライブの分野にも進出していくと思われる.容易に取り付けられる点は,セットトップ・ボックスなどに接続するのに適している.これにより,エンド・ユーザは動画情報を自分のビデオ・カメラとテレビ,パソコンの間でやりとりできる.しかし,すぐにこれが実現するとは思われない.おそらく2002年に出荷される製品以降になるだろう.

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