![]() |
||
|
|
||
|
|
![]() |
お部屋探しとシステムLSI
鮫島正裕 |
![]() |
|
|
7〜8年ほど前,横須賀のNTT通信研究所に行ったときのことである.昼休みに散歩でもしようと思い,林の中を歩き始めたら,「まむしに注意!」という小さな木の看板が立っていて,すぐに引き返した思い出がある.黄色いブルドーザが隣の山の上で工事を始めたのは,そのころだっただろうか.しばらくすると,そこに新しい道とYRP(横須賀リサーチパーク)ができ上がっていた. * * * 基板上の伝播遅延と伝送路長は同じように考えることが多い.例えば,短縮率が66%のとき,伝送路長の20cmと伝播遅延時間の1nsは頭の中で同じものとして考えている.これは「時間と空間を一体のものとみなす」という相対性理論の基本的な考えかたに通じるのではないかと思う. * * * 真空中の光の速度c=1/(ε0μ0)1/2 =299,792,458m/sのcを1とおくと,1s=299,792,458mとなって,時間の単位と長さの単位を同じ物理的な次元で考えることができる.1nsは約30cm,納期3ヵ月は約2兆3千万kmに等しい.このミンコフスキー空間で,時間と空間を幾何学的に扱えるようになった.光速で伝播する空間での円すいの広がり限界角度は45度となる.この円すいにブロックを詰め込むようなイメージを,基板やLSIの合成・配置配線に応用できないだろうか?
|
|
◆筆者プロフィール◆ |
|
|
Copyright 2001-2002 CQ Publishing Co.,Ltd. |