東京エレクトロン デバイス,D2Cコンテスト参加者限定でCPUボード「Armadillo-440」と「FEZ Spider」を特価で提供
 東京エレクトロン デバイスは,同社が主催する「第5回 Device2Cloudコンテスト〜21世紀の組込み開発者を目指せ!!」の参加者に対して,コンテストの指定機材となっているCPUボードを特別価格で提供する.具体的には,アットマークテクノ製の組み込みボード「Armadillo-440 液晶モデル開発セット(通常価格:税別48,000円)」を税別12,000円で,GHI electronics社製の「FEZ Spiderスターターキット(通常価格:税別26,200円)」を税別20,000円で提供する.

 Device2Cloudコンテスト(通称:D2Cコンテスト)は,クラウドを活用する組み込み機器の企画・開発を競う,学生向けのコンテストである.本コンテストは,組み込みアプリケーションの分野においてグローバルな視点で製品を企画・開発できる人材の育成をねらいとして,2011年から年1回のペースで開催されている.高専,専門学校,大学などの学生を対象としており,第5回となる今回は,2014年12月6日に東京電機大学 東京千住キャンパスにて決勝大会が行われる予定.

 開発する組み込み機器のシステム条件として,CPUボードとセンサ・ボードを組み合わせて利用することが定められている.センサ・ボードは何を使ってもかまわないが,CPUボードは「Armadillo-440」または「FEZ Spider」を使う必要がある.機材調達は参加者の負担となるため,参加者向けに特別価格で提供することにした.

 現在,D2Cコンテストの参加申し込みを受け付けている.2014年7月には,コンテストの告知も兼ねたオープン・セミナを予定している.参加申し込み締め切りは9月21日で,10月〜11月にかけて予選審査が行われる.

■連絡先
東京エレクトロン デバイス株式会社
TEL:0120-502-254

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