DMPのGPUコアがOpenGL ES 3.0仕様のAPIに対応
 ディジタルメディアプロフェッショナル(DMP)は,同社がライセンス供与しているGPUコア「SMAPH-S」がOpenGL ES 3.0のAPIに対応したことを発表した.OpenGL ESは3Dグラフィックス用APIであるOpenGLの組み込みシステム向けサブセットである.同3.0の仕様は,標準化を推進している業界団体のKhronos Groupが,現在(2012年8月5日〜9日),米国カリフォルニア州Los Angelesで開催中のSIGGRAPH2012にて発表した.

 OpenGL ES 3.0は,テクスチャ圧縮フォーマットのETC2/EACをサポートしており,システムが使用するメモリ容量を抑えられるという.また,新たにトランスフォーム・フィードバックやユニフォーム・バッファ・オブイジェクト,バーテックス(頂点)アレイ・オブジェクト,ピクセル・バッファ・オブジェクトなどに対応する.

 なお同社はKhronos Groupのメンバとして,OpenGL ESの仕様策定に参加している.

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