ゼットエムピー,死角に入った車両や障害物の検出に利用できるオプティカル・フロー・センサ・モジュールを発売
 ゼットエムピーは,カメラで撮影したディジタル画像内の物体の相対速度を計測するオプティカル・フロー・センサ・モジュール「e-nuvo OpticalFlow-Zスターターキット」を発売した.自動車の相対速度検出センサや農業機械などの予防安全センサ,ロボットのモーション検出センサとして利用できる.具体的には,死角に入った車両や並走・追い越し車両の検出,歩行者や障害物の検出などの用途が考えられる.

 カメラ,FPGA,120MHz動作のARM Cortex-M3マイコン,128MバイトのDDR3 SDRAM,8MバイトのフラッシュROMなどを,外形寸法が50mm×50mmの基板に実装した.インターフェースとして,CAN,USB,LVDSに対応する.カメラのフレーム・レートは240フレーム/s.これらを収めるアルミ・ケースとスタンド(吸盤付き雲台),液晶ディスプレイ,USBケーブル,電源ケーブル,評価用ソフトウェア(ビューワ)も付属する.

■価格
32万円(税別,一般価格),22万円(税別,アカデミック価格)

■連絡先
株式会社ゼットエムピー
TEL:03-5802-6901
E-mail:e-nuvo@zmp.co.jp

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