National Instruments,エンジン制御アルゴリズムなどの開発に利用できるモジュール6機種を発売
 米国National Instruments社は,エンジン制御アルゴリズムなどの開発に利用できるモジュール「Drivven Cシリーズ」6機種を発売した.これはエンジン制御に特化したI/Oモジュールで,外部の内燃エンジン・システムやアクチュエータと直接データをやりとりできる.NI CompactRIOと組み合わせて利用する.

 今回,発売するのは,「可変リラクタンス/ホール・センサ入力付き汎用アナログ入力/ディジタル入力モジュール」,「エンジン同期TTL出力モジュール」,「差動ディジタル入出力モジュール」,「O2(酸素)センサ・モジュール」,「ポート燃料噴射ドライバ・モジュール」,「スロットル・ドライバ・モジュール」の6種類.

 開発環境として「NI LabVIEW Real-Time」と「NI LabVIEW FPGAモジュール」を利用する.燃料噴射タイミングなどのエンジン・パラメータを調整できる.NI LabVIEWはグラフィカルなプログラミング環境.グラフィカル関数ブロックを画面上でドラッグ・アンド・ドロップしながらプログラミングを行う.直感的なフロー・チャート表現でコードを開発・管理できる.

 本モジュールは,2010年12月にNational Instruments社の子会社となった米国Drivven社が開発した.

■価格
12万円から(税別)

■連絡先
日本ナショナルインスツルメンツ株式会社
TEL:0120-527196
E-mail:salesjapan@ni.com

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