GNUツール・ベースのC/C++開発環境であるSourcery CodeBenchが富士通セミコンダクターのCortex-M3マイコンをサポート
 米国Mentor Graphics社が提供している「Sourcery CodeBench」が富士通セミコンダクターのARM Cortex-M3マイコン「FM3ファミリ」,および同マイコンの評価ボード「SK-FM3-100PMC-JLink」,「SK-FM3-64PMC1」,「SK-FM3-176PMC-ETHERNET」のサポートを開始した.これらのマイコンや評価ボードに対応したC/C++サンプル・アプリケーションと技術資料が提供される.

 Sourcery CodeBenchは,GNUツールやEclipseなどを組み合わせて構築した開発環境.Mentor社は無償版の「Sourcery CodeBench Lite Edition」も提供しており,組み込みシステム開発用の統合開発環境として幅広く使われている.本開発環境には,GNUのC/C++コンパイラ,GNUのアセンブラとリンカ,C/C++ランタイム・ライブラリ,GNUのデバッガなどが含まれる.また,本開発環境はARM EABI(Embedded Application Binary Interface)に準拠している.

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