アドバネット,4コア構成のCore i7 2715QEを搭載したCOM Expressモジュールを発売
 アドバネットは,2.1GHz動作のCore i7 2715QEを搭載したCOM Expressモジュール「Adbc8034」を発売する.Core i7 2715QEは,Sandy Bridgeコアによる4コア構成のCPUで,最大8スレッドを同時に実行できる.メイン・メモリとして,ECC(Error Check and Correct)付きのDDR3-1333をオンボード実装している.

 メモリ容量は,1Gバイト,2Gバイト,4Gバイト,8Gバイトの中から選択できる.CPUとして,2.5GHz動作のCore i5-2515Eを選択することも可能.チップセットにはMobile Intel QM67を採用した.

 PCI Expressインターフェースは,x16を1ポート(x2,2ポートとして使用可能),x4を1ポート(x1,4ポートとして使用可能),x1を2ポート備える.このほか,アナログVGA,SDVO,LVDS,SATA-300(4ポート),USB 2.0(8ポート),10/100/1000BASE-T,PCI,SMBus,I2C,GPIOなどの周辺インターフェースを備える.電源電圧は12V,5V,3V.外形寸法は125mm×95mm(Basic Module),ピンの信号配列はType 2の規格に従う.

 OSは,Windows 7,Windows Embedded Standard 7,Wind River Linuxなどに対応する.2011年4月より受注を開始する.

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