STMicroelectronics,RFID回路とEEPROMを組み合わせたメモリを発売
 STMicroelectronics社は,無線タグ(RFID)回路と不揮発性EEPROMを組み合わせたメモリ「LRiS64K」を発売する.医療装置や産業機器,車載用制御機器,航空電子用モジュールなどに搭載して利用する.RFIDリーダを使用して,EEPROMに保持された情報にアクセスできる.例えば,各種装置のメンテナンス履歴などの情報を長期にわたり安全に保持できる.

 本メモリが内蔵するRFIDは,国際規格のISO 15693/ISO 18000-3 mode 1に準拠した近傍型デバイス(13.56MHz)である.また,同調コンデンサを内蔵しており,外部アンテナと容易に接続できる.メモリのデータ保持期間は40年以上で,書き込み/消去サイクルは100万回以上.

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