三洋半導体,センス抵抗を使用せずに±3%の誤差で電池残量を測定するICを発売
 三洋半導体は,電池残量を測定するIC「LC709201F」を発売する.携帯機器などに使用されるリチウム・イオン電池の残量を±3%の誤差で測定できるという.

 電源検出用の外付け抵抗(センス抵抗)を使用せず,電池の温度や電圧などの特性を基に同社独自の補正技術を用いて,電池残量を算出する.電流未検出時の消費電流は15μA,動作電源電圧は2.25V〜5.5V,動作温度範囲は-40℃〜85℃である.パッケージは,225milのMFP10Sと,2.6mm×2.6mmのVCT16の2種類を用意する.

■価格
150円(サンプル価格)

■連絡先
三洋半導体株式会社

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