東京エレクトロン デバイス,Spartan-6 FPGAを搭載したCameraLink PoCL対応フレーム・グラバ・ボードを発売
 東京エレクトロン デバイスは,米国Xilinx社のSpartan-6 FPGAを搭載したCameraLink PoCL(Power over CameraLink)対応フレーム・グラバ・ボード「TB-6S-LX150T-GB-R」を発売した.CameraLink PoCLに対応しているので,ケーブル1本で画像データの伝送と電源の供給・制御の両方を行える.産業機器や医療機器の画像検査装置,マシン・ビジョン装置などで利用できる.

 ホスト・コンピュータとの間のインターフェースはPCI Express Gen1(4レーン).これを介して2チャネルのPoCL-Base,および1チャネルのPoCL-Liteによる画像の同時キャプチャが行える.このほか,UARTやRS-422,GPIOなどのインターフェースを備える.また,画像バッファ用に512Mバイトのメモリ(DDR2 SDRAM)を搭載する.

 FPGAのコンフィグレーション・データやHDLソース・コード(PCI ExpressおよびDMAのIPコアを除く),画像キャプチャ用のアプリケーション・ソフトウェアが付属する.

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東京エレクトロン デバイス株式会社
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