イノテック,外形寸法が50mm×60mmのAtom E600搭載CPUモジュールを発売
 イノテックは,米国Intel社のAtom E620/E640/E660プロセッサを搭載するCPUモジュール「TX-50」を発売した.外形寸法は50mm×60mmと小さい.同社のベース・ボードである「T1」と組み合わせて利用できる.ディジタル・サイネージやIP電話,医療機器,産業機器,通信機器,車載機器,監視システムなどに利用できる.

 Atom E620,同E640,同E660の動作周波数は,それぞれ600MHz,1GHz,1.3GHz.グラフィックスLSIとしてIntel GMA(Graphic Media Accelerator)500を,メイン・メモリとして1Gバイトまたは512MバイトのDDR2-800を搭載する.入出力インターフェースとして,LVDS,SDVO(Serial Digital Video Output),PCI Express(4レーン)を備える.電源電圧は5V.

 本CPUモジュールとベース・ボードのT1を組み合わせると,GビットEthernetやAnalog RGB,USB 2.0,SDIO,Serial ATA,UART,GPIOなどのインターフェースも利用できるようになる.

 本CPUモジュールは,2010年10月1日(新横浜),29日(大阪)に開催される同社のプライベート・セミナ,および12月1日〜3日にパシフィコ横浜で開催されるイベント「Embedded Technology 2010」にて公開される.

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