IDT,3D映像対応のフレーム・レート・コンバータLSIを発売
 米国IDT(Integrated Device Technology)社は,モーション補正フレーム・レート・コンバータLSI「VHD1200」「VHD2400」を発売した.テレビや高解像度のビデオ・プロジェクタに利用できる.

 映像劣化を最小限に抑えつつ,スムーズなモーションとフル・ディテール表示を実現するという.3D映像にも対応する.

 ピクセル単位で映像内の特定の画像やモーションの検知と処理を行うHQV MotionSMART技術を搭載する.また,映像からジャダ(映像の揺れ)を除去するケーデンス検知機能を備え,映像のちらつきを除去できる.「VHD1200」の出力駆動周波数は120MHz,「VHD2400」の出力駆動周波数は240MHzである.

 パッケージは479ピンBGA.

■価格
25ドル(VHD1200,1000個購入時の単価),35ドル(VHD2400,1000個購入時の単価)

■連絡先
日本アイ・ディー・ティー合同会社
TEL:03-3221-9823

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