組み込みﾆｭｰｽ2010.3.18

Parasoft,ﾒﾓﾘ･ｴﾗｰを検出する機能を備えたC/C++対応の自動ﾃｽﾄ･ﾂｰﾙを発売

　米国Parasoft社は,C/C++対応の自動単体ﾃｽﾄ･ﾂｰﾙ｢Parasoft C++test 7.3｣を発売した．ﾒﾓﾘ･ﾘｰｸやﾒﾓﾘ破壊,未初期化ﾒﾓﾘの参照といったﾒﾓﾘ･ｴﾗｰを検出する機能を備える．

　C/C++ｺｰﾄﾞの単体ﾃｽﾄ用のﾃｽﾄ･ｹｰｽやｽﾀﾌﾞ関数を自動生成したり,ﾃｽﾄ･ｶﾊﾞﾚｯｼﾞ情報を収集したりできる．また,ｺｰﾃﾞｨﾝｸﾞ･ﾙｰﾙに基づく静的解析機能も備えている．ｿﾌﾄｳｪｱを実行することなく,複数のﾌｧｲﾙや関数にまたがるﾊﾟｽのﾌﾛｰを解析できる．携帯端末やOA 機器,ﾃﾞｨｼﾞﾀﾙ家電,自動車などの組み込みｼｽﾃﾑ開発に利用できる．

　ﾒﾓﾘ･ｴﾗｰ検出機能は,実行ﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑにｴﾗｰ検出用のｺｰﾄﾞを追加して実現している．組み込みｼｽﾃﾑ開発向けのｸﾛｽ･ｺﾝﾊﾟｲﾗ用ﾗｲｾﾝｽを用意する．ARM RVCTやARM ADS,GNU gcc/g++,GreenHills optimized compilers lineなどと組み合わせて利用できる．

■価格
498,000円から

■連絡先
ﾃｸﾏﾄﾘｯｸｽ株式会社
TEL:03-5792-8606