STMicroelectronics,複数のセンサを内蔵した慣性計測モジュールを発表
STMicroelectronics社は,複数のセンサを内蔵した慣性計測モジュール「iNEMOファミリ」を発売する.加速度,回転,磁気の各物理量に対する3軸での検出に加え,温度と気圧/高度の計測値を取得する.ゲームやロボット,携帯型ナビゲーション機器,患者モニタなどに利用できる.
各種のセンサと32ビット・マイクロコントローラ「STM32」を一つのパッケージに封止している.センサとして,同社製の2軸ジャイロ・センサ(ロール・ピッチ検知,LPR430AL),1軸ジャイロ・センサ(ヨー検知,LY330ALH),6軸地磁気モジュール(LSM303DLH),圧力センサ(LPS001DL),および温度センサ(STLM75)の5種類を備える.
4cm×4cmの評価ボードのほか,ファームウェアとソフトウェアを提供する.2010年第2四半期に出荷する予定.
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