STMicroelectronics,3軸加速度センサとZigBee通信機能を搭載した小型モジュールを発売
 STMicroelectronics社は,3軸加速度センサとZigBeeモジュールを搭載したモジュール「MotionBee SPMB250-A1」を発売した.外形寸法は49mm×27mm×5mmと小さい.室内および屋外の振動のモニタや検知,ナビゲーション・システム,遠隔医療におけるセンサ・ネットワークなどに利用できる.

 ディジタル出力の3軸加速度MEMSセンサ「LIS3LV02DL」と,16ビット・マイコン「SN250」を搭載したモジュール「SPZB250」から構成される.SN250は,IEEE 802.15.4準拠の2.4GHz無線トランシーバとEmberZNetソフトウェア・スタックを備える.LIS3LV02DLの加速度の検出範囲は±2gまたは±6g.

 ZigBeeネットワーク・ソフトウェア「EmberZNEet PRO」が付属する.また,評価キットには,プログラム済みのモジュール2個とZigBeeドングル1個が付属する.

■価格
約60ドル(サンプル価格)

■連絡先
STマイクロエレクトロニクス株式会社
TEL:03-5783-8250

(c)2009 CQ出版