コンテック,IEEE 802.11n Draft/11aとIEEE 802.11b/gに同時接続できるアクセス・ポイントを発売
 コンテックは,5GHz帯のIEEE 802.11n Draft/11aと2.4GHz帯のIEEE 802.11b/gに同時接続できるアクセス・ポイント「FLEXLAN 1000」を発売した.IEEE 802.11n Draft/11aはW52/W53/W56の19チャネル,IEEE 802.11gは1〜13チャネル,IEEE 802.11bは1〜14チャネルから選択できる.IEEE 802.11a/b/g対応のノート・パソコンやIP電話,PDA,バーコード・リーダなどと通信しつつ,IEEE 802.11n Draftにも対応するワイヤレス・ネットワークの構築に利用できる.

 異なる暗号化方式を組み合わせて使用できる.IEEE 802.11n Draftは,WPA(AES),WPA2(AES),WPA-PSK(AES),WPA2-PSK(AES)の各暗号方式に,IEEE 802.11a/b/gは,これらに加えてWEP,IEEE 802.1X認証,WPA(TKIP),WPA2(TKIP),WPA-PSK(TKIP),WPA2-PSK(TKIP)の各方式に対応する.インターフェースとして,IEEE 802.3(10BASE-T)やIEEE 802.3u(100BASE-TX),IEEE 802.3ab(1000BASE-T)の有線LANとCompactFlashスロット,USBコネクタ(ミニB)を備える.このほかに,特定の通信帯域を確保するQoS(Quality of Service)機能,静的/動的VLAN機能,セキュリティや設定の異なる仮想のアクセス・ポイントを構築できる機能を備える.

 USBやFTP,TELNETで接続したり,CompactFlashカードを介して,システムや運用の方式を管理する機能も用意する.

■価格
126,000円

■連絡先
株式会社コンテック
TEL:03-5628-9286
E-mail:tsc@contec.jp

(c)2009 CQ出版