ウェルビーンなど3社,μITRONとLinuxを同時に稼動させる仮想化ソフトウェアの評価キットを発売
 ウェルビーン,アットマークテクノ,イー・フォースの3社は,μITRONとLinuxを同時に稼動させる仮想化ソフトウェア(WB-VRT)の評価キット「SVRT-EV1」を発売する.本評価キット上では,μITRON仕様のリアルタイムOSの1タスクとしてLinuxを実行する.これにより,μITRONが得意とするリアルタイム制御向けソフトウェアと,Linuxが得意とする通信プロトコルやGUIライブラリなどのソフトウェアについて,過去の資産をそのまま引き継げる.また,μITRONとLinuxの両方から同一の周辺機器を制御することも可能.

 本評価キットでは,アットマークテクノが開発したLinux対応のARM9ボード「Armadillo-9」と,イー・フォースが開発したμITRON4.0仕様のリアルタイムOS「μC3」を採用している.また,本評価キットにはArmadillo-9上で動作するLinuxソース・コード,Linux開発環境,μC3バイナリ・コード,WB-VRTバイナリ・コードなども付属する.

■価格
198,000円

■連絡先
株式会社ウェルビーン
TEL:045-470-3285
E-mail:info@wellbean.net
イー・フォース株式会社
TEL:03-5614-6918
E-mail:info@eforce.co.jp
株式会社アットマークテクノ
TEL:011-207-6550
E-mail:info@atmark-techno.com

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