ESD EMI エンジニアリング,卓上で電磁波のシールド環境を構築できるシールド・テントを発売
 EMI対策などで使用する電磁波シールド材を提供するESD EMI エンジニアリングは,卓上で電磁波のシールド環境を構築できるシールド・テント「F-8172」を発売した.本シールド・テントの外形寸法は50cm×40cm×40cm.直方体のテントに,被測定物の出し入れ口や内視窓,ケーブルの挿入口,両腕の挿入口などが備えられている.

 従来,このようなシールド・テントには窓がなく内部が見えなかった.そのため,オペレータが入れる大きさのテントか,小型だが手探りで作業を行う必要があるテントを使用するしかなかった.本シールド・テントでは,透明のシールド用フィルムと導電性フィルムを組み合わせてシールド効果を周囲の導電性布並みに向上させた窓を用意した.

 被測定物の出し入れ口の寸法は22cm四方,内視窓の寸法は10cm×15cm.シールド効果は,例えば14kHzにおいて6.0dB以上,200kHzにおいて22.0dB以上,30MHzにおいて16.0dB以上,1GHzにおいて50.0dB以上,18GHzにおいて38.0dB以上という.折りたたみ式なので持ち運ぶことも可能.

■価格
150,000円

■連絡先
ESD EMI エンジニアリング株式会社
TEL:03-5677-5132

(c)2009 CQ出版