東陽テクニカとエクスモーション,静的解析ツールを利用するCソース・コード品質診断ツールを発売
 東陽テクニカとエクスモーションは,英国Programming Research社製の静的解析ツール「QAC」を利用するCソース・コード品質診断ツール「eXquto」を発売した.スコープと品質特性の二つの評価軸に分類してCソース・コードを分析できる.

 本ツールは,Cソース・コードのバグを発見するためのツールであるQACの解析結果を,今回開発したツールを用いてソフトウェアの品質を分析する.分析方法として,品質改善のための指数を示す「スコープ別評価」とソフトウェアの脆弱性や最適化の余地を示す「品質特性別評価」の二つの評価軸を用いる.評価結果は,ソフトウェアの構成要素(ファイルや関数)ごとにレポートする.また,ソフトウェア構成要素の依存関係をUMLやDSMの形式で出力する機能を有する.

 eXqutoの解析結果をもとに,ソース・コードの品質診断を行う「ソース・コード診断サービス(有償)」も提供している.販売は,東陽テクニカが担当する.

■価格
40万円(eXquto)
50万円から(ソース・コード診断サービス 基本プラン)

■連絡先
株式会社東陽テクニカ
TEL:03-3279-0771
E-mail:ss_sales@toyo.co.jp

(c)2009 CQ出版