富士ソフト,Blackfinプロセッサ用デバイス・ドライバを発売
 富士ソフトは,米国Analog Devices社のBlackfinプロセッサ用デバイス・ドライバ「FSDriverPackage for BF54x」を発売した.本デバイス・ドライバにより,Blackfinプロセッサ「ADSP-BF54x」の評価および開発が簡単に行えるという.

 ADSP-BF54xは,ディジタル信号処理(DSP)機器向けのプロセッサである.オーディオ機器やディジタル・テレビ,電子楽器などに使用される.本ソフトウェアは,ADSP-BF54xに対応したUSBホスト,USBターゲット,SDカード,ATAカード,Ethernet,UART,CAN,GPIOの8種類のデバイス・ドライバから構成される.また,東電ユークエスト製のFAT32ファイル・システムとunicon SYSTEMS社製のネットワーク・プロトコル・スタックも提供する.OSはμITRONに対応する.

 また,Blackfinプロセッサ用評価ボード「ADSP-BF548 EZ-KIT Lite」も併せて提供する.本評価ボードは,メモリや通信インターフェース,HMI(Human Machiue Interface)などの機能を持つ.また,LCDタッチ・パネルやHDD,SDIO,USB,およびNANDなどのバルク・メモリのサポート機能を備える.さらに,米国Encirq社の組み込みデータベースである「DeviceSQL」を搭載する.

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