ティアック,オーディオ・システム組み込み用のCDローダ・ユニットを発売
 ティアックは,オーディオ・システム組み込み用のCDローダ・ユニット「CD-5020A」と「CD-5020B」を発売する.

 CD-5020Aは,CDプレーヤ向けのCDローダ・ユニット.ミニコンポやハード・ディスク・コンポなどの利用に適している.制御用インターフェースにはUARTを利用する.また,オーディオ用インターフェースには,I2S(Inter-IC Sound)とS/PDIF(Sony Philips Digital Interface)を利用する.このほか,MP3(MPEG-1 Audio Layer-3)やWMA(Windows Media Audio),AAC(Advanced Audio Coding)のデコーダを搭載する.

 CD-5020Bは,8倍速の高速リッピング対応CDローダ・ユニット.ハード・ディスク装置やUSBメモリなどの記録デバイスへデータを転送・記録する用途に利用できる.装備するインターフェースはCD-5020Aと同じ.ただし,MP3やWMA,AACのデコーダは搭載しない.

 両ユニットとも電源電圧は5V,外形寸法は138mm×55mm×179.5mm.欧州の環境規格であるRoHS指令に対応している.CD-5020Aのサンプル出荷は2008年9月中旬ごろ,CD-5020Bは2008年12月ごろ開始する予定.

■価格
12,600円(サンプル価格,CD-5020A/B)

■連絡先
ティアック株式会社
TEL:042-356-9152

(c)2008 CQ出版