熊本大学など,組み込み製品ごとの技術動向や産業構造に関する参加費無料のセミナを開催
 熊本大学と熊本県組込みシステムコンソーシアムは,2008年8月7日(木),8日(金),9月29日(月),30日(火)の4日間,熊本大学 工学部百周年記念館(熊本市黒髪)にて,組み込み製品ごとの技術動向や産業構造などに関するセミナ「熊本大学特別講義 組込みシステム関連産業概論」を開催する.

 自動車・自動車部品,電機・電子,産業機械の主要15社が,各90分ずつ講義を行う.具体的には,自動車・自動車部品についてはトヨタ自動車,日産自動車,マツダ,デンソー,富士通テン,アイシン・コムクルーズ,東海理化,電機・電子については松下電器産業,日立製作所,NECマイクロシステム,ソニーセミコンダクタ九州,産業機械については富士電機,三菱電機メカトロニクスソフトウェア,沖電気工業,東京エレクトロン九州の研究者や技術者が講演する.

 例えば8月7日のトヨタ自動車の講義では,同社が車載電子システムのソフトウェアを扱う専門部署(BR制御ソフトウェア開発室)を発足させた背景やその取り組み,今後の方向性について,同社BR制御ソフトウェア開発室長の林 和彦氏が講演する.

 定員は,各講義について220名ずつ,参加費は無料.

■価格
無料(参加費)

■連絡先
熊本県組込みシステムコンソーシアム事務局
TEL:096-289-2111
E-mail:es-kumamoto@kmt-ics.co.jp

(c)2008 CQ出版