Actel,I/O端子の数を増やした低消費電力フラッシュFPGAを発売
 米国Actel社は,I/O端子の数を増やした低消費電力FPGA「IGLOO PLUS」を発売した.プログラム素子はフラッシュ・メモリ.スタティック消費電力は最小5μW.システム・ゲート数は3万〜12.5万.I/O端子の数は120〜212本,I/Oバンクの数は4.I/O端子数を従来の「IGLOO」より64%増やしたという.

 入出力インターフェースとして1.2VのLVCMOSに対応する.また,シュミット・トリガ入力やホット・スワップにも対応する.内部状態を保ちつつクロックを止めて低消費電力化を図る「Flash*Freezeモード」を利用するときのI/O端子の状態は,従来は3ステートだったが,本FPGAでは“H”や“L”,および状態の保持も選択できる.

 電源電圧は,コア部が1.2Vまたは1.5V,I/O部が1.2V,1.5V,1.8V,2.5V,3.3V(I/Oバンクごとに選択可能).パッケージは,8mm×8mmの201ピンCSP,10mm×10mmの281ピンCSP,14mm×14mmの289ピンCSPを用意する.

 2008年5月よりサンプル出荷を開始する.量産出荷の開始時期は2008年第3四半期から.

■価格
1.95ドル(AGLP030.大量購入時の単価)

■連絡先
アクテルジャパン株式会社
TEL:03-3445-7671
E-mail:japan@actel.com

(c)2008 CQ出版