タートル工業,サンプリング周波数が100kHzのUSBインターフェース付きA-D変換装置を発売
 タートル工業は,サンプリング周波数が100kHzのUSBインターフェース付きA-D変換装置「TUSB-0412ADSM-S」を発売した.A-D変換の分解能は12ビット.アナログ信号の帯域幅はDC〜500kHz.256kサンプルを記録できるメモリを内蔵する.USB規格は,USB 1.1とUSB 2.0のフルスピード・モードに対応する.

 入力チャネル数は4(シングルエンド入力)で,マルチプレクサによって切り替える.バイポーラの場合の入力電圧は±0.1V〜±10Vの範囲で,ユニポーラの場合は+0.1V〜+10Vの範囲で,チャネルごとに個別に設定できる.バイポーラのチャネルとユニポーラのチャネルの混在も可能.入力コネクタはBNC.

 バイポーラの場合の変換ノイズは約0.5LSB+50μVrms,ユニポーラの場合は約1LSB+70μVrms.非直線性誤差は約±1LSB以内.電源電圧はDC5V,消費電流は約300mA.外形寸法は30mm×100mm×140mm,重量は約350g.

 Windows 2000/XP/Vistaに対応したドライバ・ソフトウェアと1mのUSBケーブルが付属する.オプションとして専用のデータ計測・解析ソフトウェア「LaBDAQ-PRO TL」(松山アドバンス製)を用意する.

■価格
57,750円(TUSB-0412ADSM-S)
81,900円(LaBDAQ-PRO TL)

■連絡先
株式会社タートル工業
TEL:029-843-0045
E-mail:info@turtle-ind.co.jp

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