Symmetricom,GPS/JJYに対応するタイム・サーバの日本での出荷を開始
 米国Symmetricom社は,GPS/JJYに対応するタイム・サーバ「SyncServer S300/S350」の日本での出荷を開始した.タイム・ソースとして,独立行政法人 情報通信研究機構(NiCT)が運用する標準電波やテレホンJJY(電話回線による時刻供給システム)を利用できる.これにより,GPS信号を捕らえにくい場所でも時刻情報を取得しやすくなる.SyncServer S350は,各種のタイム・コード(IRIG-A/B/E/G/IEEE 1344,NASA36,XR3/2137)にも対応する.

 最大八つのタイム・ソースを入力できる.1秒間に7,000回のNTPリクエストに応答し,理論的には100万台のNTPクライアントに1台で対応可能.GPS使用時のタイム・スタンプ精度は7μs以内.

 四つのギガビットEthernet(1000Base-T)ポートを備える.時刻配信のセキュリティについてはNTP v4 AutokeyやMD5など,管理上のセキュリティについてはRADIUS認証やSSL/HTTPS,SSH/SCPなどに対応する.

 オプションとして,タイム・ソースの標準電波を受信するためのアンテナ・キットや,T1/EIインターフェースを用意する.

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