イーソル,POSIX仕様準拠のT-Kernel仕様OSを開発
 イーソルは,組み込みシステム向けT-Kernel仕様OS「eT-Kernel」をPOSIX(Portable Operating System Interface for UNIX)仕様準拠に拡張した「eT-Kernel/POSIX」を発表した.POSIX仕様はIEEEが策定したUNIXカーネル・インターフェース仕様であり,これによりUNIX用のソフトウェアをT-Kernel上へ移植することが容易になる.eT-Kernel/POSIXは,The Open Base Specifications Issue 6/IEEE Std 1003.1, 2004 Editionに準拠している.

 同時にイーソルは,組み込みシステム向けのソフトウェア・プラットホームのブランド「eCROS(eSOL Component Real-time OS platform)」を発表した.eCROSは,同社のソフトウェア開発ツールやリアルタイムOS,ミドルウェア,サポートなどから成る.

 eT-Kernel/POSIXは,5月16日(水)〜19日(金)に東京ビッグサイトで開催される組込みシステム開発技術展(ESEC)において,同社のブースで展示される予定である.

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イーソル株式会社
TEL:03-5365-1560
E-mail:ep-info@esol.co.jp

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