三菱電機,消費電力を従来より15%抑え,実装面積を30%削減したサーボ・モータ向けパワー・モジュールを発売
 三菱電機は,消費電力を従来より15%抑え,実装面積を30%削減したサーボ・モータ向けパワー・モジュール「IPM(Intelligent Power Module) L1シリーズ Sタイプ」を発売した.出力定格などが異なる2品種を用意する.同社のCSTBTと呼ばれるIGBT(insulated gate bipolar transistor)を用いることで,消費電力と実装面積を抑えることができたという.

 「PM50RL1C060」は50Aまで出力でき,コレクタ・エミッタ間電圧は最大600V.「PM25RL1C120」は25Aまで出力でき,コレクタ・エミッタ間電圧は最大1200V.両モジュールとも3.7kWのサーボ・モータのインバータ出力段に使える.制御回路の消費電流は5mA.

 今後15kWのサーボ・モータに対応するAタイプ/Bタイプや30kWのサーボ・モータに対応するCタイプも発売する予定.

■価格
10,000円(サンプル価格)

■連絡先
三菱電機株式会社
TEL:03-3218-3239

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