National Instruments,同社のデータ収集システムに組み込める19種類の計測I/Oモジュールを発売
 National Instruments社は,同社のモジュール式データ収集システムである「NI CompactDAQ」に組み込める計測I/Oモジュールの種類を増やした.これまで11種類のモジュールを提供してきたが,今回新たに19種類のモジュールを追加した.5種類は新規のモジュール,14種類は同社のFPGAベースの計測・制御ボードであるNI CompactRIO用のモジュールをNI CompactDAQにも対応させたものである.例えば,±20mAの電流I/Oモジュールや高速・高電圧のチャネル間絶縁アナログ入力モジュール,RTD(測温抵抗体)センサ入力モジュール,ディジタルI/Oモジュール,汎用入力モジュールなどを用意した.

 NI CompactDAQの外形寸法は250mm×90mm×90mm.30Gの衝撃に耐えられる.動作温度範囲は-20℃〜55℃.最高6.4Mサンプル/sで波形信号を収集・生成できる.

 併せて,計測ソフトウェア「NI LabVIEW SignalExpress」も発売した.これは,プログラミングを行うことなく,対話的にデータの収集・解析・表示の設定が行えるソフトウェアである.計測結果のデータをドラッグ・アンド・ドロップによって表計算ソフトウェア(Microsoft Excel)などへ転送できる.

■価格
20,000円〜166,000円(計測I/Oモジュール)
98,000円(NI LabVIEW SignalExpress)

■連絡先
日本ナショナルインスツルメンツ株式会社
TEL:0120-527-196
E-mail:salesjapan@ni.com

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