dSPACE,ソフトウェア部品を共有して管理できる車載システム向けソフトウェアの開発環境を発売
 ドイツdSPACE社は,ソフトウェア部品を共有して管理したり,システム全体の仕様をブロック図で記述したりできる.車載システム向けソフトウェアの開発環境「SystemDesk」を発売する.本開発環境は,ECU(electronic control unit)などの複数の装置をCANやLIN,FlexRayなどのネットワークで接続したシステムを対象とする.こうしたシステム全体のシミュレーションを行えるほか,各構成要素の制御プログラムのコードも生成できる.

 本開発環境は米国The MathWorks社の「MATLAB/Simulink」と連携しており,装置のシミュレーションや各機能ブロック単位の設計にはMATLAB/Simulinkを,コード生成にはdSPACE社の「TargetLink」を用いる.また,自動車関連の業界団体であるAUTOSARが規定するソフトウェア開発の規格に対応している.出荷開始は2007年夏ごろの予定.

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