アットマークテクノとディジ インターナショナルが無線LAN対応のARMプロセッサ搭載Linux開発ボードを共同開発
 アットマークテクノとディジ インターナショナルは,IEEE 802.11a/b/g対応の無線LANモジュール(認証取得済み)やARMプロセッサなどを搭載したLinux開発ボード「Armadillo-300」を共同開発した.Linuxカーネルのバージョンは2.6.デバイス・ドライバなどのソース・コードやGNUベースのソフトウェア開発環境も用意されている.

 本ボードは,10/100Base-T Ethernetのインターフェースを持つ.また,USB2.0フル・スピード・モード(12Mbps)やシリアル・ポート,CompactFlash Type1/2,LCDコントローラなどを備える.ネットワーク処理は,ARM926EJ-Sコアを内蔵する米国Digi International社のマイクロコントローラ「NS9750」によって行う.本マイクロコントローラの動作周波数は200MHz.ARM926EJ-Sは,DSPコードやJavaバイト・コードのアクセラレータ,MMU(Memory Management Unit),64MバイトのSDRAM,8MバイトのフラッシュROMを備える.

 本ボードの国内における販売は,アットマークテクノ,アットマークテクノの販売代理店,ディジ インターナショナルの販売代理店が担当する.

■価格
49,500円

■連絡先
ディジ インターナショナル株式会社
TEL:03-5428-0261
株式会社アットマークテクノ
TEL:011-207-6550

(c)2007 CQ出版